2005年7月22日(金) 毎日新聞 連載 CHiYO13歳♪♪スターへの道2 4歳すでに歌心

2005年7月22日(金) 毎日新聞 連載 CHiYO13歳♪♪スターへの道2 4歳すでに歌心
福岡市郊外。
午後7時CHiYOさんの自宅の居間に家族6人が勢ぞろいした。
テレビでは歌番組が始まったところだ。
全員が歌好き。
戸棚に並ぶトロフィーの山を指しながら、
父好盛さん(50)が「ほとんどCHiYOがもらったものだけど、小さい2本が私のです」と言って、
カラカラと笑った。
好盛さんも歌には自信があった。
若いころは中州のキャバレーで開かれていた「のど自慢大会」の常連だった。
演歌一筋。
東京の音楽関係者からスカウトされたこともある。
だが結局、踏ん切りがつかなかった。
やがて家族ができ、カラオケに行くのが一家の週末の楽しみになった。
「言葉ははっきりと発音するように」。
CHiYOさんも、物心ついた時からマイクを握り、カラオケボックスで父の指導を受けた。
4歳になる少し前、当時父が通っていた音楽スクール「ホットミュージックKabu音楽学院」
(福岡市早良区)に遊びに行き、
言われるままにそのころ大流行した人気グループ「スピード」の曲をフリ付きで歌った。
そのときの驚きを、現在も彼女を指導する副学長の田中麻美さん(31)は、こう振り返る。
「この子は歌手になれるという直感があった。うまいだけでなく、
『歌心』があるというのかな。何となくじんわりと心にしみたんですね」
田中さん自身も3歳で歌を始め、
10年近く前には人気ロックグループから直接デビューを持ちかけられたこともある。
「私に任せて下さい」。
1年半後、本格的なレッスンが始まった。

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