2005年7月23日(土) 毎日新聞 連載 CHiYO13歳♪♪スターへの道3 表現力を磨く日々

2005年7月23日(土) 毎日新聞 連載 CHiYO13歳♪♪スターへの道3 表現力を磨く日々
5歳から音楽スクールに通い始めたCHiYOさん。
指導する田中麻美さん(31)は、一般的な発声練習や歌のレッスンのほかに、
想像力や表現力を豊かにする遊びを積極的に取り入れた。
例えば黒板に三角形を書き、傘や家などイメージしたものを自由に書かせる。
あるいは「咲いた、咲いた」で始まる童謡「チューリップ」に、想像で“2番”を作らせる。
歌に描かれた情景を想像しながら歌うように指導したのは言うまでもないし、
早くから作詞の練習も始めた。
歌が上手なだけでは、一流の歌手にはなれない。
どれだけ感情を込めて歌えるか、曲や歌詞に合った歌い方が出来るか。
CHiYOさんは小さなころから、そんな訓練を受けてきた。
小学5年生のとき、田中さんは「ドリームズ・カム・トゥルー」の曲を歌ったCHiYOさんのテープを、
旧知の東京のレコード会社に送ってみた。「今すぐ会いたい」。
テープが届いたその日のうちに事務所から電話がかかってきた。
娘より先にスカウトの話を聞かされた父好盛さん(50)は大喜びした。
「自分が果たせなかった夢を託したい」。
一方で、娘を芸能界に入れることには不安もあった。
「いろいろとうわさも聞くから」。
判断を任されたCHiYOさんは一晩考えて決めた。
「大丈夫。きっとやれる」。歌に自信はあった。
デビューが決まり、週1回だったレッスンは2回に増えた。
それでも足りず、電話口で指導を受けたこともある。
昨年2月、歌手CHiYOが誕生した。

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